コスパの概念が変わる 『服を買うなら、捨てなさい』を読んで

地曳いく子さんの『服を買うなら、捨てなさい』(宝島社)を読みました。

私はおしゃれではありません。センスもないと思います。ファッションへの興味も女性にしては薄い気がします。服で気を遣うことは他人に不快感を与えない、くらいの意識しかありません(与えていたらごめんなさい)。

服に求めるものは”デザインよりも着心地”、”家でガンガン洗濯できる”です。書いててヒドイな。

ただ服は減らしてもまた元に戻りがちです。つまりは何を着たらいいかわからないということですね。なので、手に取りました。

印象に残ったところ3つ

1. 1万円の買い物について

同じ1万円のお買い物なら、着るか着ないかわからないファストファッションのトップス3枚より、毎日のようにはける高級品のタイツ2枚のほうが、ずっといい。(31ページ)

”同じ1万円でいかにたくさん買うか”で今まで生きてきました(笑)。これを実践できれば、手持ちのものの質を上げ、手持ちのものの数はそんなに増えなくなりますね。

それにしても1足5,000円のタイツかあ。冠婚葬祭ときくらいしかスカート穿かないから、買うこともなかなかないけど、もし必要に迫られて買うとしても勇気のいる金額ですね。でも、どんな穿き心地か興味があります。いつかタイツを購入することがあれば試してみたいです。

2. コストパフォーマンスの基準について

自分にとってのコストパフォーマンスのよさとは、「それを買ったら何回くらい着られるか」ということ、「何年」ではなく、「何回」です。

数年に1回とか、ほとんど着ずに20年保管できたといっても、元を取ったことにはなりません。ちゃんと着て、活用できるのは何回か。その回数を値段で割ってみましょう。

たとえば、高くて迷っている10万円のコート。初期投資は大きいけれど、「このシーズンに50日は着られる」という見込みがあれば、1回着用あたりのコストは2000円と考えられます。

一方、3万円のワンピース。コートよりは手頃ですが、それでも3日くらいしか着る見込みがなければ、1回あたりのコストは1万円と、コスパとしてはコートよりずっと割高になってしまいます。

(中略)

服はファストファッショでも長財布や名刺入れはボッテガ・ヴェネタのものなどを使っているのを見かけますが、私はちっともばかげたことだとは思いません。毎日使うものにお金をかけているのですから、「使う回数」で考えればとても堅実な考え方です。

(103~104ページ)

コスパの考え方が鋭くて刺さりました。たくさん使えて何年も持てばそれはいうことなしですが、なかなかそういうアイテムもありません。普段から使い倒して循環させることがやはり大事なのですね。今後はより「使う回数」を意識して選びたいと思います。

3. 定番アップデートという考え方

自分の好きな定番スタイルを保ちながらも、いつ見ても素敵に見えるようにするためには、アップデートをこまめに行いましょう。

そうやって、自分の用紙の変化とも上手く付き合いつつ、今できること―できるだけ今っぽく、よりきれいに見える工夫―をし続けていれば、結果的にあなたはいつも、いつまでも、ずっと素敵な人でいられます。

定番アイテムをアップデートする目安は、およそ2~3年。新しいものを買ったら、古いものはすぐ処分するのが理想です。

(123ページ)

これからの買い物は新ジャンル開拓よりも定番アップデート、なるほど。私自身の手持ちの服は3年くらいで色あせ等で消耗している感があります。やはりこのくらい着ていれば着倒したことになるのがわかりました。

入れ替えに対して罪悪感を持たずに済みそうです。質の良いものを数を厳選して買うことが大事なのですね。

他にも、年齢を重ねると似合うものも減ってくるということがこれでもかと書かれています。このことは痛感します。たとえばジャージのような服は若い人が着るとルーズで済むのですが、今の年齢の私が着ると確実に世捨て人レベルです。

厳選した良いものを楽しめる年齢になってきたと前向きにとらえていきたいです。

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